私の部屋のお引越し
これから私はいったい何がしたいのだろう。
今年初めから「夢を実現する」事にこだわる自分がいました。
家中が自分のお部屋化して、本や雑誌があふれているのを眺め古本屋さんがしたいと思うようになりました。
最初に発案してくれた友人と北浜のレトロなビルの一角でこじんまりと開店する。
お店の名前も決めたり、妄想はどんどん広がりそのころが一番お店屋さん!!したい!と、ノリノリでしたが、いざ現実となると私のなかの夢みたいなお店を実現するにはもう遅いんじゃないか、体力的もテンションを保つのも無理だよと、はっと目が覚めました。
私は本が好きなのであって、お店が好きなわけじゃない。
結局今の自分の仕事(図書館)を自分なりに好きにしたいんだわ。
と、気づいてから早かったです。
近所に1k8畳ほどのマンションを借り家中の私の(料理とフィギュアスケート本以外)本とCDレコード(これは全部ではない)を昨日43箱持ち込みました。
夫と息子に本箱を組み立てていただき、3つの書棚とまだ未開封の段ボール箱を見ていると何とも言えない充実したいい気持です。
とりあえずセカンドルームとして持つことができた私の部屋。
そのうち友人たちにも来てもらって「閲覧室」とか「貸出」考えたいです。
これは道楽なの。と、夫と息子に言い訳しました。
住居のマンションが思いのほか広くなったので、大好きな本がない空間に気持ちがいいというおかしなすっきり感は意外でした。
人それぞれでしょうが、私の夢は叶いつつあります。
「世界を変えた書物」展
https://www.facebook.com/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%9F%E6%9B%B8%E7%89%A9%E5%B1%95-345147175535389/
グランフロント大阪北館で今日まで開催でした。
入口は建築系の何と1500年代の洋古書が並び、当時の図書館を催してる様は迷い込んだようでした。
金沢工業大学主催なこともあり、科学書が多かったので元々外国語に疎い私は仕事柄展示の仕方に感心しきりでした。
アクリル立体ケースに納められた『ヨハネス・ケプラー』や『ガリレオ・ガリレイ』の初版を21世紀の学生が取り囲む…
教授が図書の内容を解説されていて、これも熱心な理系の方たちが拝聴されてました。
こんな光景は図書館に関わる人にとって理想だなあ
パンフレットもわかりやすいデザインで、もっと会場で把握すればよかった。
しかも無料で、撮影も自由。
短い時間でしたが、知的な世界を堪能しました。
あまりにレベルが高いので出来れば、小学生向け、理系向け、図書関心者向け、一般向けとか需要に応じた解説者か小冊子はあったらなあ
贅沢かしら
「一番古い記憶」
はてなブログのお題が「一番古い記憶」だったので、ちょっと便乗。
私は自分の机が嫌いでした。
幼稚園の頃です、それは和机で、引き出しが左右にあり、正座して使う和机でした。
兄が勉強机を持ているのに…と私も欲しいと言ったのかもしれません。
どこからこの机を、私用にもらいました。
私は引き出しがたくさんある机、様々な文具や小さなおもちゃが隠れている引き出しに憧れていました。
ある夜。
私は夢を見ました。
和机の左右の引き出しの真ん中に実は小さな秘密の引き出しがあり、私は気がつかなかったという夢で、
あわてて引くと、ビーズのネックレスや見たこともない図柄の折り紙が細長い引き出しから出てきたのです。
もちろん、目が覚めた私はすぐ机を探しましたが、まんなかにひきだしはありませんでした。
これが一番古い記憶です。
いまでも引き出しを開けた時のわくわくした気持ちと鮮やかな色彩だけ憶えています。
女の子らしい夢でしたね
私へのお年玉
以前からレコードプレイヤーをチェックしてました。
私の世代はまだまだ家にステレオがあって、音の良し悪しを
レコード、レコードプレイヤー、アンプチューナー、スピーカーで楽しむ趣味人もけっこういました。
我が家にもデンとあったのに、今は「ボーズ」や携帯でCDを楽しみ、レコードはほぼ半分以上札幌の家ごと売られてしまいました。
殆ど捨てたのはピンクフロイドとかのプログレです。
大物はあとでも買える。と算段して切りましたが、アーもったいない。
CDも1000円台で買えてしまうので、レコードを持っているのに何枚かネットで注文したら品切れでした。
レコードがあるのに。
これからはゆったりとA面B面の単位で暮らそうかな。
プレイヤーは「ボーズ」で聞いてますが、家庭で聴くにはちょうどいいですし、USBと接続してCDも作れる便利さです。
これでペンギンカフェオーケストラや
去年発売された「Nothing Has Changed」のレコードを聴くのはとても面白い。
デヴィッド・ボウイの最新をレコードで楽しむなんて。
2015年だからこそできる楽しみかな。
映画音楽もサントラ盤がけっこうあり、しみじみ回想してしまう。
ステレオは当時10万くらいしましたが、2万円台でプレイヤーを購入。
レコードを聴く楽しみが増えました。
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2015年
お久しぶりです。
もう、せっかく作ったブログなのにサボり気味ですみません。
今年はなにが待っているのかなあ
最近の私の一番のニュースは目の手術をしたことです。
2年ほど前からコンタクトレンズを買い換えるときに病院で視野検査を受けるのですが、
緑内障の疑いがある。専門の病院で診てもらったらいいですよ。
と、紹介されたのが去年の5月でした。
そこでは3カ月ごとに、様々な検査をして結局ちがいますねと言われたのは11月でした。
視力が落ちているのは白内障のせいです。と、結果が出ました。
あーここまで長かったあ。
怖がりの私は毎回どきどきでした。
コンタクトレンズにしても左1.0右0.1だった私。
もっと大変な患者がいるせいか「手術します」というと「えっあっそう。いつでもできるんだけど」と言われました。
だからこそ、早く治したかった。
そのくせ、ものすごい怖がりの私。
先生に怖いと話すと、事前にシュミレーションで手術寸前まで演じてくださいいました。
これは、本当に助かりました。
20分ほどで終了。
手術は目薬状の麻酔のせいで無痛でした。
視力は、あまり眼鏡のレンズもきつくしないほうがいいと2週間ごとに様子をみていますが、
術後3カ月にはコンタクトレンズでもいいそうです。
「目の悩み」から解放された気分の私です。
今年は沢山本を読みます!と明るい決断でした。
ところが…なんでしょうねえ
旅行にでも行きたい気分です。
自分の今の環境を変えてしまいたい。
今年はその気持ちがどういう何かになるのかなあ
バルテュス展の記憶
暑い8月の半ばに観たことが、つい昨日のことのようです。
バルテュス展には前回も京都で鑑賞しましたが、今回のほうが親しみやすい構成でした。
他人を入れることを好まなかったアトリエが、リアルに再現されていてバルテュスはどう思うだろうと
空想してしまいました。
勝新太郎にもらったきものとか…おもしろい展覧会でした。
いつも思うのですが、バルテュスの絵の少女は、どの子もほぼ同じスタイルです。
椅子に座り、片膝を立て、もう片足は投げ出すように伸びている。まるで三角形の図ような。
このカタチがフォルムとして美しいのは「少女」だけだなあと思うのです。
お行儀悪いけど、まだ許される年頃。
もう少ししたら、現実的でしっかり者の女性に成長する。という予兆があるが、今は謎めいてもいる。
本当に好きな画家です。バルテュスは痩せていますが、大作が多いです。
93歳で亡くなりましたが、真の画家だったなあ
私は澁澤龍彦の本で、バルテュスを知りましたが、
デヴィッド・ボウイもファンで、自作の絵画をバルテュスに贈ったそうです。
このエピソードを勝手に空想してにやにやしてしまいます。
そうそうジャコメッティが好きなのも気が合うなあ。
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遊びをせんとや生れけむ
去年よりは、元気だと思う。
一日2公演なんてスケジュールも、アイススケートのショーだと、自分でもあきれる行動力で
何回もこなせる。
高橋大輔選手の引退はものすごく寂しいけれで、スワン時代から沢山演技を見られたのは同じ時代に
生きたからこそ。ラッキーだったよ。*1
京都や東京で、大好きな作家や時代の展覧会も見逃すことなく行ってこれた。これも偶然=必然のご縁かな
他にも昔からの大好きなミュージシャンの新曲発売も近い。
こう書いていても、かなりな好き勝手してると思うのですが、なんでしょう。。このむなしさ。
やっぱり、なんでも聞いてくれて、一緒に喜んでくれた母がいないからかなあ
あがたさんのライブ、ボウイの新曲、バルテュス展、バレエ・リュス展のことを書こうと思うのですが、
なかなかまとまらないです。
またいずれ…