トリノ五輪の男子フィギア

一番印象的だったのはSPの米国ジョニー・ウィアー選手。*1
サン・サーンス「瀕死の白鳥」を男性がフィギアに採用したのを初めて見ましたが、繊細で儚げな情感ある曲を、うっとりするほど生かし切ってました。
特にラストの腕の波状の動きは白鳥の羽のバレエそのもので、芸術的な実力は高い選手だったと思います。
容姿も本当に美しいし。衣装も写真を見て下さい。計算されているでしょう?
でもフリーは失敗で、演技も白鳥の時より印象がないです。残念。
フィギアは、技術的な実力が一番でしょうが、選曲、衣装で選手がより一層輝くので、とても重要です。
今回の男子も選曲でいうと、私の採点では、

  1. サムソンとデリラ(ゴージャス感がいい)正式は3位
  2. 四季(誰でも一度はどこかで聞いたことがあるというメジャー感)2位
  3. ピアノ協奏曲第2番(まあ動きに併せやすく上品)8位高橋選手ね。

本当の一位のエフゲニー・プルシェンコ歴史に残る、完成度の高い選手ですが、
今「ゴッドファザー」ってどういう選曲なんでしょうか?ダサイ感ありです。
また2位のスイスのステファン・ランビール選手も衣装がひどかった。
真っ赤に背中はトラ柄で腕はラメのブルーって・・・「四季」とどう綱がるんかなあ
日本の高橋大輔選手は、がんばったと思います。
「方角が悪いせいで」?順番も運が悪く、緊張しまくりだったでしょう。
素の顔でしたね、私もどきどきしました。
高橋選手とプルシェンコ以外、BSで朝見たきりなのが不満です。
もっとオリンピックを楽しむ中継にして欲しいですね、
それからスノーボードクロス、今回初の試合でしたが、疾走感が気持ちいいし、ゲームも運次第の、どんでん返しがあったりで面白かったです。
まだまだ続くので、オリンピック選手のみなさん、劇的シーン期待してますよ〜