ナルニア国物語 第一章;ライオンと魔女

やっと見ることが出来ました。*1
よかった〜
ロード・オブ・ザ・リング」のト−ルキンと、ナルニア物語の原作者C.S.ルイスは親友だったそうですが、お二人とも話題が尽きなかったでしょうねえ
両方とも、完読は出来てませんが何冊か読みました。
でも私は全く違う世界のファンタジーで、こんなに両方ともスケール大きい映画になって、とってもうれしいです。
ナルニアでは4人の兄妹の人選が見事でした。
いかにも戦時中のごく普通のイギリスの子供をごく自然に演じていたからです。
とくに妹は愛くるしいおへちゃな顔立ちと仕草で、ほんとに可愛い!
姉は石野真子の妹に激似でした。(お名前わすれました・・・)
女王役のティルダ・スウィントンは宣伝で来日して、「やっと2人の子供に見せられる映画にでました。でもまだ見てないのよねえ」と言ってましたが、この映画のティルダ・スウィントン、かなり怖いです。
この人も存在感ありますねえ。メグ・ライアンみたいな役は絶対しないでしょうね。
「ロード」より戦いに悲壮感がなかったのは、やはり空が明るくて100年の冬から解放された大自然が美しかったからでしょう。
昨日知り合った少年を、王と信じ、ちょっと前までかくれんぼやキャッチボールで遊んでいた子供なのに剣や弓の使い手になるのです。
そんな子供に「命の限り(お仕えいたします)」と答えるケンタウロスの従者に、涙が出ました。
つっこみ満載でも、ファンタジーのお約束ごとなんだから、陶酔して楽しむに限りますよね?
ナルニアの魅力は、田舎の家のタンスの扉が世界への入り口になっているところ。
この発想は、お子さまだったら見た後に試してみたくなるようなわくわく感があります。
この本を勧めてくれて「第3章:朝びらき丸東の海へ」をプレゼントしてくれたkさんは、
見たかなあ。
もうずっと会っていませんが。