ジャコメッティ

もう何年も前に油絵教室に通ってました。
先生は伏木田光夫先生で、月に一度位、先生のお気に入りの画家についてのレクチャーがありました。
私は先生の絵が大好きでしたので、先生が一番頬を紅潮させて語った「ジャコメッティ」という画家(彫刻家でもある)も、出会う前から好感度無限大でした。
ジャコメッティ私の現実」(後にエクリと改題)もその期待を裏切らない、天才肌の芸術家の文章は読むたびに、こうちゃいられないという刹那感を私にもたらすのです。
 関西に転居して、沢山の絵画展に出かけましたが、ジャコメッティにはご縁がないままでした。
あの目の離せない鋭い彫刻、描きすぎて濃いが故に薄い人物像。
いつも実物が見たいと思ってました。
アサヒビール大山崎山荘美術館で、唐突に出会ったのに一点だけだったので、今までの「知識」が邪魔して素直に鑑賞できなかったのも悔やまれます。
今月、とってもうれしい特集号を購入しました。
まだ全部読んでませんが、非常に面白い切り口です。芸術新潮もみずえほどじゃないけど、イメチェン激しいですねえ
この本で関西では兵庫県立美術館で8月から「アルフレッド・ジャコメッティ展」開催と知りました。
やったあ〜
ジャコメッティについては、展覧会の後で。

芸術新潮 2006年 07月号 [雑誌]

芸術新潮 2006年 07月号 [雑誌]