この一ヶ月くらいは「ダイヤモンドの犬」

Diamond Dogs - 30th Anniversary Edition

Diamond Dogs - 30th Anniversary Edition

私はこのアルバムは、とても好きなんですが、買って間もなく、聞きながら
寝ていたらベッドから落下して右肩を脱臼してしまいまして(恥)
なんだか遠ざかっておりました。
今聞くと「1984年」の原作をもとにロックミュージカルを夢見たボウイの思いが込められていて実現して欲しかったなあと今でも切望いたします。
今だからこそ、新しいテーマに思えるのです。
だってビッグブラザーって存在は、近所の国の○さんに似てるじゃないですかーー
何もかも拘束される状態は、マインドコントロールされて、悩みも迷いもないので幸福でもないが不幸とも思わないのではないでしょうか?
どの曲も流れがとぎれず、どろどろと低く蠢くようなギターから一転しての「RebelRebel」は本当にカッコイイです。
このアルバムは、ハローウィーンジャックとか誰に扮してではなくボウイからのメッセージに聞こえます。
だからこそ「SWEET THING」には、やられます。
こんな世界でもいいかあなんて。
心が弱ってるときは、余計涙が出るほど美しい曲です。
1975年に「ダイヤモンドの犬たち」って映画があったのにはびっくりですが、偶然でした。

一ヶ月くらい浸ると、まっなんとかなるかあって、浮上するのがいつもの私です。