「佐伯祐三とパリの夢」

 大阪市立美術館心斎橋展示室で「大阪コレクションズ」シリーズの一環として、催されました。
ビルのワンフローアーを美術館にした会場は、意外と静寂としていて、いつも絵を鑑賞しながらあれこれ勝手気ままな感想をいう友人と私なんですが、思わずひそひそ声になったほどでした。
コレとは別に佐伯祐三のコレクション展があったせいか、期待より作品が少なかったのがちょっとがっかり。
哀愁を帯びたヨーロッパの街角が好きなのですが、添えられたコメントも失意とか病気とか死の直前とか暗めなので、自由に鑑賞するには、あんまり先入観も考え物ですよね。