「グーグーだって猫である」

グーグーだって猫である (3)

グーグーだって猫である (3)

今月はね、けっこう試練の一ヶ月でした。
いくつになっても、思い通りにいかないのも人生だっていう学習ができません。
ずっとずっと一緒の仕事仲間と思っていた先輩の、突然の退職。
彼女って、いつも笑顔で職場が大好きな人だったんですよ。
「辞める日ってこんなに、突然やってくるのね」と涙、涙…
最後まであり得ないギャグで煙に巻き本当の理由はわかりませんでしたが、寂しい〜
私、始めはキャラが全然違うので、どっちかというとストレスだったんです。それが、すっかり彼女の明るいオーラに癒される毎日。
当人は切り替え早いから、立ち直りも早いでしょう。
 で、私は、毎日大島弓子さんのまんがに癒されました。
特に「サバシリーズ」「グーグーだって猫であるasin:4048532588」。
大島さんの猫がもたらしてくれるシアワセ感が、すっぽり疑似体験できてしまい、「もうーかわいいよお〜」ばっかりいって読んでました。
「グーグー」シリーズ2も3も(3は最近)出版されたことを知り、ネットで探しましたが、2がどこも品切れ。
「オークション」かブックオフだなと長期戦でと思っていたら、梅田紀伊国屋書店であっさり見つかりました。
あーシアワセです〜
グーグーに始まり、最近は9匹と暮らしておられるようですが、癌も猫との暮らしで克服できたのでしょう。
大島弓子さんのまんがは、特別です。
選集も、本棚の一番読む回数が多いので、書棚中央です。
ホントは私生活も知りたくない位置におられる方なので、この猫シリーズも当初はあんまり好きじゃなかったのに、
だんだん、大島さんの目線がよくわかるような気がしてきました。
私の憧れるシアワセってこういう感じなのかも。
特に目の不自由な地味猫タマと散歩して、公園でコーヒーを飲むシーンなど…映画の一シーンのようです。
来年、映画化もされる予定だそうで…
メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心監督なのが期待です。
大島さんは小泉今日子だそうです。大島さんのイメージじゃないなあ。
でも楽しみだなあ