舞台芸術の世界;ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン

 先週の仕事の定休日に、京都国立近代美術館*1へ。
非常に楽しみにしていた催し物だったのですが、期間ぎりぎりに駆けつけました。
とても空いていて、じっくり鑑賞。
ロシア側からの視点による展覧会ということに、興味津々でしたが、以前観た「滋賀県立近代美術館」は総合的バレエリュスの紹介だったのに比べ、こちらは衣装や舞台のデザイン画の展示が主でした。
でも大スクリーンで「薔薇の精」「牧神の午後」のバレエが鑑賞(それもほぼ独占で)出来たのは幸せでしたね。
 レプリカでしょうが、ペトルーシュカの衣装も展示されていて、一体どうして100年以上も昔にこのような衣装を思いついたんだろう!と改めてバレエ・リュスに思いをはせております。
だって登場する「バレリーナ人形」はドレスに今流行のレギンス(それも縦縞に裾レース!)、「ムーア人」は緑と青の色合いなんですが、とっても新鮮でかわいいんです。
 バレエ・リュスのことは、舞踏家ニジンスキーと興行主ディアギレフを通じて、凄い集団が凄いことを展開していた時代があったと知りました。
後世の歴史に残る画家、作曲家、振り付け師、「ディアギレフ」の伝記を読むと、ずらずら登場します。
そしてニジンスキーの一生は、まるで作られたお話のようにドラマチックです。
バレエ自体には、全く素養のない私ですが、バレエ・リュスのことはもっともっと知りたいなあ