「バーバレラ」 - 続・うたかたの日々の泡　

１９６０〜１９７０年代のポップカルチャーに関心大のこの頃。
この映画も１９６８年のジェーン・フォンダ主演、ロジェ・ヴァディム監督によるSF映画。
ジェーン・フォンダは、後にエアロビクスビデオ（ビリーズ・ブートキャンプ的存在で大注目）、ベトナム戦争反戦活動家として有名になる以前で、当時の夫ロジェ・ヴァディム監督と並はずれたおバカSF作品を世に残してます。
１９６８年だからとはいえ、「ウルトラマン」のほうが何もかもしっかりできてます。
が、出色なのはジェーン・フォンダの「お色気」
あちらのコミックが原作でその主人公もこんな風なんでしょうが、国家の宇宙飛行士なんですが、今年のミスユニバースよりずっと美女で、とってもチャーミング。
１９６０年代の女優さんて、美人だわあ。出演してる人皆きれい！
同性ながらうっとり。
　私は高校生くらいのころTVでこの映画を親の視線を気にしつつ、ちらちら見た気がするのですが、一番印象に残り今回も再会を楽しみにしていた人（？）は盲目の美青年天使で、バーバレラが銃を彼のパンツに隠すシーンだけ憶えてました。（あはは〜）でも今回確認したら全然タイプの美青年ではありませんでした〜。
地球人バーバレラはある星に行き住人の協力で国家の使命で地球人「デュラン＝デュラン」を探します。っていうストーリー。
ホントにアホな内容なんだけど、世界中に隠れファンがいてロックグループのデュランデュランもここから付けたし、７０年代のボウイ主演映画「ジャストアジゴロ」を制作したデビッド・ヘミングスが、ドジな秘密工作員で登場しますが、オースティン・パワーズそっくりです。
ゴスな怖い人形も、あれなんかのホラー映画にあったよなあって感じで、B級映画ながら後の映画等のヒントが沢山あるのです。
「ばーばれえらあ♪」っていう主題歌も好きだわあ