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三文オペラ

鑑賞

 もうこんな季節なんですね〜
MBS毎日放送前に大きなツリーが出現してました。
昨日は音楽劇「三文オペラ」を観に、西宮まで行って来ました。
兵庫県立芸術センター中ホールは初めてでしたが、丁度いいスペースでお芝居に集中出来ました。
ローリーファンの友人のお薦めでしたが、なんと途中からこのオペラ、大昔に札幌で観た!っと気付いたんですよ。
すっかり忘れてましたが、佐藤信演出劇団黒テントで観ましたね。
その時も唄に感動して、友人からダビングしてもらった「カセットテープ」を何回も聞いたのに、ストーリーが思い出せません〜
今回の方がわかりやすく(というか、私が理解力ついたのでしょうか?)、社会風刺に長けた戯曲作家ブレヒト(戯曲『乞食オペラ』ジョン・ゲイ、1728年、イギリスが原作)の作品を「アラカルト」でおなじみの白井晃
が演出していました。
主人公ポーラの両親は「ホームレス会社」を経営して、場所代を搾取して偽のホームレスたちを働かせています。(哀れみや同情から、献金してもらう)
ポーラが恋したのは、メッキという趣味の悪い、窃盗犯のキャプテン。
良い取り合わせだわと、思うのですが、両親は大反対で警察に密告するのです。
しかし警察の大物はメッキと友だち。というお金とコネでこの世は成り立つってこと?という世界観でした。
20世紀初頭は、こういう社会にはみ出した人たちは、こんな風にたくましく生活してきたのでしょうか?
狂言回し役の娼婦「ジェニー」が妖艶です。
もうちょっと近くて観たかったけど、毒気のある明るいお芝居、あっというまの3時間半でした。
 どの唄も「クルト・ヴァイル作曲」で、なんとも懐かしいしいのです。
劇中唄の何曲かは、ちょっとしたショーとかで唄われているのでは?(ジャズのスタンダードな曲、「マック・ザ・ナイフ」がメッキーの唄なんだって、調べてわかりました。)
今回はローリーがプレヒトの原詩をアレンジしているようですが、以前は佐藤信さんだったのかなあ
曲だけは、やたら懐かしいのにこんなストーリーだった?と思うほど昔の方が思い出せません。
斉藤晴彦さんが主役でしたが、何を演じたのかも忘れてます。
ともかく遠くまで行って良かったです。
デヴィッド・ボウイもクルト・ヴァイルファンだったそうでTV「バール」に出演しています。
「バール」はブレヒトの処女作でなんと19才の時の作品だそうです。
これも写真を見る限り、貧乏なお話のようですね