奈良県立美術館 シャガール展

 先週、とても気持ちのよい秋日和の23日に奈良まで行って来ました。*1
友人も私もシャガールファンなんです。でも、前回のサントリーミュージアムも照れくさいネーミングでしたが*2、今回のも「愛と自然の賛歌」!
うーーんなんか恥ずかしいなあ
 でも今回の方が、若い頃の作品から年代順に展示され、シャガールの世界が満喫できました。
マンネリといえなくもない、生涯を通じてモチーフ(恋人たちとかサーカスの世界等)がこれほど一貫して描かれ、しかも世界中から愛された画家も少ないでしょう。
青、赤、黄色、緑。はっきりした色彩が作品のなかでお互い主張するのに、一番迫ってくるのは「シャガールなんだよ、この世界!」っていう魅力あるまとめ方。
画家の天性のセンスなんでしょうねえ
しかし、友人も私も悩みありました。
ニワトリが嫌いなんですけど、まあ作品中7割にはもれなく描かれているのです。
しょうがないんですけど。
ほっ。いないわーこれかわいい〜っと油断すると草むらにいたり、バレエリーナの少女のスカートに描かれているのには、もう苦笑です。

 その後、何年か前に行ったけど食事はしなかった「カナカナ」*3でランチ*4
20分ほど待ちましたが、古い町屋でいただくお皿に並んだ何種類ものおかず、白ゴマと海苔をのせたご飯、おみそ汁。 とても気持ちがこもっていて美味しかったし、奈良に来たんだなあという感じの味わいのあるお店もいい感じでした。ご飯のあとの珈琲も美味しかったなあ

 近所の商店街も、「風呂敷」だけの店とか、古道具屋さんとか、奈良漬け屋さんとか。ついつい寄り道してしまう個性豊かなお店が沢山ありました。
 そんなに遠くないんだけど、なかなか行かない奈良ですが、楽しい一日でしたね。