「ムサクイ」

 新年、おめでとうございます。
これを読んで下さるありがたい皆様の、より一層のご多幸をお祈りします。
今年は、去年より一層寒い気がして何処も出かけず年末年始テレビ三昧です。
大晦日に掃除しながら見た衛星放送のドキュメント番組は、とっても印象に残りました。
何人もの世界中のスポーツ選手が登場したのですが、私が見たのは「伊藤みどり」「エリック・ハイデン」「ブブカ
とにかく驚きました。
 伊藤みどりさんは、「トリプルアクセル」を生み出すことに苦労したんじゃなくて、直前のアクシデントや技術より芸術を優先する当時の採点法に泣いたこと、でも「アルベールオリンピック」で一度失敗しながら最後の50秒で再度挑戦して決めて銀メダルを受賞したこと。
 スピードスケート全種目金メダルという前人未踏の偉業を達成したエリック・ハイデンは、直後に引退して医科大学に入り直し、今整形外科医をしていること。
 ブブカ世界陸上6連覇の棒高跳び記録保持者ですが、3連勝の時、渡航直前に国政不安定だった母国ソ連」でクーデターが発生し、開催地東京に行けるかも危ぶまれたのですが、なんとか参加します。
彼は、そんな心乱れる状況下にあっても金メダルをしっかりとってしまうのです。

 あきらめない、ベストを尽くす、精神力の強さ。彼等がインタヴューで語った言葉。
今更ですが、そうだったのか、凡人との違いはそこだったのかーと納得しました。
私も2008年は、このテレビ番組を見たことを忘れずにいたいと思います。

 また何の番組かわかりませんが、爆笑問題司会で日本贔屓の外国人特集?番組をみていたら、骨董市で一人の外国人に、インタヴューするシーンがありました。
彼は「無作為(この市の何がいいか?とかの質問)」と日本語で答えました。
この言葉を、普通に使用するなんて。
参りましたあ〜