氷上の「タジオ」

 今年のフィギュアスケート世界ジュニア選手権第2位のロシアの選手Artem Borodulin なんですが、ぱっと見たとき「うわっ!」っと思いました。
これは映画「ベニスに死す」の美少年タジオのコスプレといってもいいのでは?
もちろん映画で演じた「ビョルン・アンドレセン」の神秘的天性の魔性などありませんが、髪質といい「ぎりぎり似合ってる」と思いませんか?
これをショートプログラムで衣装に選んだのは、18才というこれもきわどい年齢ながら、ポイント高いなあ
で、ショートプログラムは残念ながらマーラーではありませんが、なかなかの実力です。
よくわからないけどロシアの選手のせいかプルシェンコ的な力強さがあって、シニアになっても楽しみです。
芸術より「体育会系のタジオ」です。
  「ベニスに死す」もう大好きです〜
いつも圧倒的な完成度の高さに、鑑賞後は全身骨抜きになります。
トーマス・マンの小説の映画化ですが。監督ヴィスコンティの才能に惚れ惚れしますね。
ラストシーンの崇高な美しさは、何度見てもアッシェンバッハのように魂を奪われますねえ
ビデオも2本持ってます。これ、大画面で見たいなあ
こちらの動画は、かなりの力作。
タジオの美を詰め込んでしまいましたね。

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