ルーブル美術館展ーフランス宮廷の美

 友人のご招待で、いそいそ出かけました!*1

 18世紀のフランス宮廷は、もっともセレブな人たちのための文化が頂点まで上り詰めていた時代でした。
革命の足音が聞こえていたかどうかは知りませんが、まあ〜ゴージャスな世界!
ロココ文化は、何故にこんな…と思うほどごてごてした調度品が展示されてました。時計も椅子も、硬く泡立てたホィップ状の生クリームでべたべたに飾り立て、それを金メッキしたような。
庶民の私にはそんな表現でしか感想が出てきませんが、これも歴史を物語る貴重なオブジェ。
煌びやかな世界でなにげに使用された、一流職人によるボンボン入れや煙草入れが、200余年を越えて、私が観ている。って本当に人の世の儚さを感じました。
それにしても無数のダイヤモンドがキラキラした小箱の美しかったこと!
3個並んでいると、「私はコレ!」「私はこの四角い方!」っと誰も選びなさいなんて言ってないのに、つい口に出てしまうのでした。
 マリー・アントワネットの肖像画もありましたが、池田理代子さんの「ベルサイユのばら」ファンだった私には、えーっっと思うがっかりなお顔建ちでした。
30代で亡くなった筈ですが、中年のおばさんでしたね。
このちらしの肖像画のモデルが「ポンパドゥール夫人」なんですが、こちらの方は、イメージどおりでした。それにしてもこの時代のご婦人方のウェスト、細いなあ〜