「カスピアン王子の角笛」

 ナルニア国物語第2章「カスピアン王子の角笛*1を観てきましたっ。
まーよく出歩いてるわねえーと、言われそうですが、仕事がね…キツイのよ。
ファンタジーの世界に、理屈抜きでのめり込みたくなるのです。
第1章も、「指輪物語」よりは程良く力が抜けて、兄弟のレトロな雰囲気もかわいかったけど、今回はたった1年ですっかり成長されてました。
それどころか、現実に兄妹が1年過ごすとナルニアでは1300年経っていた!という驚きの大ざっぱな年月の過ぎ去り方。
 第1章「ライオンと魔女*2では、洋服ダンスの中がナルニアの世界に通じているというなんとも魅力的な設定なのですが、今回のナルニアへワープは映画ならでは、おおーっという美しい展開でした。
ナルニアは森の中にあり、緑が綺麗!私もさまよいたい!

 今回のヒーローはカスピアン王子で、巷では「いけめん」の誉れ高いのですが、私も俳優のベン・バーンズ自身には、演技も巧いし、気品もあったし花マルです。
でも、カスピアン王子って原作は、中学生くらいの少年の筈。
末っ子のルーシーと同じ位じゃなかったかなあ。
ちょっとイメージちがうなあ。
 「ロード・オブ・ザ・リング」もかなり好きで映画館で3作観たので、どうしても戦いのシーンとか被りますねえ
ライオンのアスランに力を借りようと末っ子ルーシーがお願いするとき、「もっと早く頼んだら沢山死ななかったの?」とアスランに聞くと、「そうだ」というシーンには、こんな大変な時にそんな当たり前の話しないで、早く助けなきゃあ!っと、すっかりナルニアの人になりきりの私は焦ってました。
が、アスランが敵を倒す方法というのが、ロード…の戦いシーンと同じ森の樹木が暴れる(他もいろいろあるが)で、それかい!って助けてくれてありがたいのに呆れました。
まあファンタジーなんから、なんでもありなんですけど。
 ともかく、やっぱり最後は末っ子ルーシーの愛らしい仕草に、ほんとにナルニア人化してしまった私はお別れが悲しくて涙涙。
あー第3章「朝開き丸、東の海へ」も楽しみだなあ(ここまで昔読んだ。)
早く撮影にかかってくださいね!
カスピアン王子が、王子らしいお姿のうちに!