再放送「この世の果て」最終回


この半月余り、毎夜予約録画した「この世の果て」を見る私でした。
いやあ〜なんというか暗いドラマでした。
今日が最終回だったんですが、まりあ(主人公鈴木保奈美)が本当に「この世の果て」に行ってしまうなんて…衝撃でした。
ネタばれさせてもらうと、恋人士郎(三上博史)のために心身ぼろぼろになったまりあは、実業家で包容力のあるトヨエツ(捨てられた母親に似ているという理由からまりあを愛する)のプロポーズを受ける。士郎は金銭をゆすりにトヨエツを訪ね、逆にトヨエツからまりあが、今まで彼にどんなに献身的に尽くしてきたかを聞かされ号泣する。
しかし士郎がどんな時もまりあを心の底から愛していたことを、一番知っていたのはまりあ自身で、ヘリコプターに乗って島で結婚式を挙げるまりあが、空中から彼女を見上げる士郎を見つけると、ためらうことなくヘリから飛び降りる。
そのシーンが秀抜だった。
士郎を見つけた鈴木保奈美の、なにもかもが詰まった微笑みが巧い!
で、救いないなあって思ってると、植物人間となったまりあが、画廊の支配人の職を得た士郎と暮らすところで終わるのだ。
あーー重い!
自分で切り付けピアノが弾けなくなって自堕落になった士郎が、いくら好きでもまりあのお世話を一生できるのでしょうか?
一月後にはトヨエツが引き取るんだわ〜とか、ありえないといいつつ続編まで考えました。
三上博史は役にのめり込み、やせて人相悪く気力の失せた青年になりきりでした。
貼り付けたのは、このドラマとは関係ないのですが、元はこんな美形なんです。