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「シェラザード」

 今日は祝日ながら、居間には誰もいないので録画しておいたフィギュアスケート「アメリカ大会」と「カナダ大会」を見ました。
私がとても惹かれたのはキム・ヨナ選手。
ショートの「死の舞踏」フリーの「シエラザード」何度もリピートです。
技術的なことはよくわかりませんが、「死の舞踏」の終わりに見せる時代劇「越後屋」みたいな悪い笑みがたまりません〜
「シェラザード」も官能的目線がぞくぞくします。
初めの方の伏せた目線が、片腕の動きでキツイ目つきに瞬時に変化する所とか、18歳(?)とは思えない妖艶さを漂わせてます。
この曲はプログラム曲としては、珍しくないようですが、確かバレエだよなあと私が今読んでいる本バレリーナの肖像に、詳しい内容が載っていました。
バレエとスケートでは、取り上げ方も全く違うので同じではないでしょうが、
初演は王の愛妾をイダ・ルビンシュティンが演じ、「金の奴隷」をニジンスキーが演じました。
イダ・ルビンシュティンは生まれてくるのが100年早かったのかと思うような、スーパーな人生を送った女性です。お金持ちだけど、アヴァンギャルド
アラビアの官能的なバレエシーンも写真で見る限りぴったりです。
千夜一夜物語のきっかけとなるエピソードですが、キム・ヨナ選手のスケートはそういう背後のことさえ気になってきます。
こんな魅力的な踊りってどこの何を表現してるのかなあって。
ジャンプやスピンなども素晴らしいのでしょうが、私には全体が彼女の生み出す芸術作品に思えました。
 カナダ大会では、日本のお二人が「ジゼル」でした。
恋に破れ狂ってしまう、哀れなジゼル。って感じはなかったですねえ
去年のキム・ヨナはあんまり…だったので今年は楽しみ。