広瀬正全作品が復刊していた!
どうして、見たい映画もコンサートもテレビも12月に集中するのでしょうかねえ?
泣く泣くいろいろ諦めました。特にボリショイバレエ、あがた森魚の東京でのプラネタリウムライブ、栗コーダーカルテットの綿業会館でのライブは惜しいなあ
今日新聞の新刊広告に雑誌すばるの最新号案内があって「広瀬正」の名前を見つけました。
懐かしいが、昔読んだ記憶は今もどの本も鮮明です。
あーーうれしいなあ。
調べてみると文字が大きくなって復刊だそうです。
SF作家ですが、昭和の香り漂うストーリーで、もちろん私がうまれてもいないのに、心穏やかにのんびり暮らしていた日本への郷愁がわく世界が登場するのです。
とくに「マイナス・ゼロ」「エロス」は忘れがたいなあ。
確か最初に聞いたのは、学生時代のバイト先でだったと思うのですが、結婚してから急に読みたくなり、あまり本屋さんに文庫は置いてなくて、全六巻一生懸命探して読みました。
私の書棚のどっかに文庫本あるはず。何度も読んだけどまた読みたいなあ。
SFといっても、宇宙人がどうのとかじゃなく、タイムトラベラーものが出色で、ラストが「えっ?」っと驚かされます。
時代設定が、そういう懐かしい過去の世界が多いので「文字が多くなって」登場もいいかもですね!
広瀬正さんは、1970年代に心臓発作で亡くなりました。享年47歳。
棺には友人たちによって「タイムマシン搭乗者 広瀬正」の紙が貼られたそうです。
- 作者: 広瀬正
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エロス―もう一つの過去 広瀬正・小説全集〈3〉 (集英社文庫)
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