「キルトで綴る日々」

 とても美しい手芸の本を見つけてしまいました。
パッチワークの本なんですが、いわゆるきっちりお針仕事的息苦しさがありません。
偏見でしょうが、手芸のなかでも「きっちり感」が苦手でパッチワークには魅力を感じませんでした。
でも、この本は違いますねえー
色あわせがとてもおしゃれだし、大作なしで、なべ敷きとかめがねケースとか、すぐ挑戦したくなりました。
でも、一番の魅力は作品を素敵に引き出す、アートディレクション
 モデルの少女もファッションも身に着けた小物も、写真の世界にぴったりです。
昨日は職場で、撮影に使用された靴や撮影場所(掲載してある)をネットで検索してきゃーきゃー盛り上がりました。
こういう本からお店を探すのもいいかも!!
作家の小関鈴子さんは、パッチワーク界では、有名な方のようです。*1

 パッチワークは母の趣味です。
うちの母は、幼いときに両親に先立たれ、大変苦労して育ち、昔の人なので針仕事もなんでも出来てしまうのですが、趣味的な素養がなく、70過ぎてカルチャー教室に通い、パッチワークを習ったのです。
一時は、熱中して沢山作品を贈られましたが、上手に作られても素敵に作る事は、難しいものです。
あー母のなべ敷き思い出しちゃったなあ、母はいつも色あわせに苦労してたなあ
やっぱり見てうっとりだけに終わるかも…