江戸川乱歩の蔵

 職場でこのお菓子を頂きました。

面白いネーミングの上、ブッセのなかはドライフルーツの面影を残す杏のジャム。とっても私好みのお菓子でした!
ネットでお取り寄せしようかと調べると、なんと!江戸川乱歩先生ご贔屓のお店で作品にも登場した由緒ある菓子店なんですね*1
 江戸川乱歩は、昔の少年小説感がありますが、なかなかえろぐろなんですねえ(芋虫とか人間椅子とか…)
少年探偵団モノより、お金持ちのお嬢様とかお屋敷とか沢山登場しての、むしろ「夢のような財産相続争い」(じっとしてれば2億ぐらい入るのに全てを手に入れようと罪を犯す話。なんでしたかなあ、これ?)とか、ゴージャスなんだけど、なんとなくチープな世界観が好きでした。そういえば、雰囲気が似てるのに横溝正史は一冊も読んだことがないですね。
そして、乱歩先生は「紙モノコレクター」なんですよねー
戦時中も含め、自分に関する記録物を徹底して集め、スクラッブした本がこれ↓
これテレビで紹介されていたとき、確か1万こえていなかったかなあ
お手軽版も発行されていたんですねえ
あー欲しいなあ
こういう最高に個性的な人の「自分世界」に興味あるなあ
でも、さすがの私も実物見てから買いたいなあ

貼雑年譜 (江戸川乱歩推理文庫)

貼雑年譜 (江戸川乱歩推理文庫)