アンティーク・レース

 今はちょっと後退気味ですが、アンティークレースが大好きです。
一括してそう呼んでも、時代や国で大きな特徴があり、どこかでそういう文化を教える学校がないかしらと、永年思ってます。
それで、デパートで骨董市があると、レースを扱うお店を探し、お店の人にしつこくいろいろ聞きます。
今日は、阪急百貨店で偶然「素晴らしき時代マーケット」に遭遇しました。
全く買うつもりがなかったのに、「3日前買い付けに行ったパリから帰国しましたが、完璧なハンカチはこれだけです。」と、1870年頃?の貴族の刺繍ネーム入りハンカチを見せて頂きました。
リボンや付け襟も魅力的図柄があり、その編みこまれた薔薇やエーデルワイスも時代的に推奨された柄だったり本当に趣ある世界です。
これを手仕事で!と思うと愛おしさが倍速で襲ってきます〜
 本当はそんな場合じゃないのに…買ってしまいました。
私が一割値切ると、女主人が応じてくれた上に未練たっぷりで眺めていたレースのリボンを50センチプレゼントして頂きました!
私もデパートで値切るなんてなあ〜
あつかましい人を大嫌いというくせに、今日の私の勇気に、自分をこっそり誉めました。
この緻密で繊細なかわいい芸術作品、一生大切にしたいです。