東京滞在記

フィギュアスケートグランプリファイナル観戦のため友人と、
12月4日(金)から6日(日)まで二泊三日、東京に行って来ました。
なかなか濃くて楽しい3日間でした。

 出かける前日に友人からメールが来て「南スタンド一番前の席が一枚手に入るけど、○さん(私)に譲るから観たら?」とありがたいお誘いがあったのですが、「いいです」と即答でお断りしました。
私が入手した席だって端よりとはいえ3から4番目なんですが、北スタンドです。
友人のはジャッジ側と言って、アピールして滑る選手の表情がわかる席で、メールを読むだけでどきどき。
 ところが当日、会場そばの駅というわけじゃないのに、その良席をお持ちの方とばったり出会いました!
3人でお茶を飲むうちに、観戦慣れしてる友人と、ほとんどフィギュアスケートに関心ないが良席チケットありの友人の友人は、初観戦を目の前にして挙動不審なまでにハイな私に再度チケットを取り替えようと、言ってくださりまして、何か運命的に座ってもいいんだ!と天啓を受けた気になって私だけ、
男子ショートをスタンド一番前で観ました。
私は凄い席で初観戦しましたよ!!
フィギュアスケート詳細は、こっち*1にそのうち書くつもりです。

 その後、友人の友人でチケットを交換して頂いた方は、フットワーク軽く東京で一番おいしいとお勧めのラーメン屋さんに連れて行ってくださいました。
背油がたくさん浮いたスープなのにくどくなくて、とってもおいしかったです。
 ベットに寝転んで、ごろごろしてテレビのスポーツニュースで、「高橋大輔歴代2位のeye」を大満足で観て…
幸せすぎな第一泊目でした。

 翌日5日は、結構な激しさの雨。
それでも友人は「○さんの行きたいとこに行こう」と、まるで世界が私中心に回ってるかのような、
口に出して言う行きたい、食べたいをすべて叶えていただきました。
高橋大輔選手で胸いっぱいで、何も手につかない〜
という、東京にいる自分を予想していたら、そんな乙女では、まったくありませんでした。
神保町にある、手芸の古本屋さんに行き品揃えと、雰囲気を満喫、築地に行って夢のような味のお鮨を食べ、夜は爆睡。
あっ、それから地下街で大道芸のおサルチームに会いました。

もうーかわいくてかわいくてー最初から最後まで、ショーを堪能。
友人はうめちゃん(大人のサル)の3回転に、「今日のフリーに縁起がいい!!」と大喜びでした。
写真は携帯で映した、新人の「一歩くん」ちっちゃくて、師匠の脛に甘えてる姿がかわいかったなあ
 しかし…
高橋大輔選手、フリーはたくさん失敗してまさかの5位。
素人がアレコレ語ってもなあと思いつつ、友人とずーっと話題はスケートです。

 最終日はホテルでの朝食も長い時間をかけて、たくさん食べました。
おしゃべりするとおなかが空くのかな。
普段はロールパン&紅茶なのに、よく覚えていないくらい食べました。

その後池袋西口の和菓子屋さんへ。
繁華街にひっそりあった「三原堂」で「乱歩の蔵」を購入
東京は地下鉄が充実しているが、階段を使っての連絡通路も多く、たくさん食べた朝食も自然と消化してしまう。
大昔に行った銀座の中心「三越」で待ち合わせて、チケットの神、友人の友人I氏と合流。
また築地へ行き同じ店で、昨日と同じ「すしざんまいセット」を昼食に頂く。

私がチケット係、友人がホテル&交通担当でしたが、「ちか旅」という東京メトロ企画のとっても便利な旅ガイドを友人が見つけてくれ、これが予想以上(というか何も考えてない気楽な私。)によかったです。
 羽田からリムジンバスでホテルまで直行サービス
 ホテルのバイキング朝食付きのうえに、自分で選んで予約するランチ(和洋中華)のサービス
 2日分の東京メトロ乗り放題。
 往復の飛行機+ホテルで3万ちょっとはお得だったと思います。
 特にメトロカードは、楽だなあ。
そのうえ、今年に入ってもう仕事の関係で5回目の東京という友人には、本当にお世話になりました。
友人の友人のI氏にも、地味な日常にはいないタイプの方で、視野が広くなりました。
たくさんお話を伺いましたが、私みたいな小物も同じ価値観で接する懐の深さがあるのですねえ。
打算や勝ち負けを、人との付き合いの尺度にするのは、ちっちゃい人間になるぞと、誰かが警告してくれたような出会いでした。
 そしてそして、今月25日まで高橋大輔応援に気が抜けません。
バランスよく暮らすために、たくさん本も読んで師走を過ごします。