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「月に囚われた男」

 連休中に、友人と行きましたが、予想以上に混んでいてびっくりでした。
かなり低予算の地味な映画で*1、なんと登場する俳優はサム・ロックウェルひとりだけです(回想シーン以外は)。
地球のエネルギーが枯渇した未来の話で、月の裏側には豊富な資源があり、企業に雇われた主人公は
3年間たったひとりで月に勤務します。
あと2週間で帰還というときに事件が…
一人と思っていた月にもう一人の「自分」を発見するのです。

 結構おもしろかったなあ♪
脚本も監督であるダンカン・ジョーンズ作です。
私の観る前の予想は3年間一人でいて、精神的におかしくなり幻覚症状をおこし、
ロボットが助けるか、反対に陥れるかするストーリー。
ところが全然違いました。
ストーリーが重要なのでネタばれはしませんが、もう一度見たい映画です。
観終わってからも、友人と「えっ?」という話題にしたいシーンがたくさんあり余韻が残りました。
正直いうと突っ込みどころ満載でもあるのです。
とりあえず一番あれ?だったのは、月にまで進出する巨大企業なのに、月面でのアナクロすぎな採掘作業シーン。
しかし彼は70年代のSF映画が好きだそうで、意図的に月面シーンはCG使用を避けたそうですし、
逆に、手作り感覚が新鮮に見えるのも確かでした。
主人公の唯一の話し相手のロボットの感情表現が、70年代流行った「ニコニコマーク」なのも面白かったし。
 「サスペンスホラー」と紹介しているメディアもあったので、どっちかというとそういうのは嫌いなので、友人が誘ってくれなかったら、ボウイがダンカンのお父さんじゃなかったら観なかったと思うのですが、
ダンカン・ジョーンズ監督才能あるなあ
終わりもすっきりして明るいし、ホントに昔のSF小説を読むような、程よいチープさもセンスあると思いました。
次回作も、期待です。