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こころの遺伝子「冒険家・白石康次郎」

 昨夜、偶然見たNHKの番組ですが、
白石康次郎氏と、師匠の多田雄幸氏の出会いと別れに、惹きつけられ
約1地時間集中して見ました。

 白石康次郎氏は、高校生の時、ヨットの世界一周レースで優勝した多田雄幸氏を知り、
東京まででかけて電話帳で、多田氏を探し弟子入りを志願するが、いつ電話しても不在。
やっと繋がったのは朝の五時半で、いきなり未知の高校生が「弟子にしてください」と言っても、
多田氏は承諾しあっさり家に呼んでくれたのだ。
白石氏が、まだまだ若くこれからも多分冒険の旅は続くだろう。と思わせる人だ。
 番組の主旨は、それは何故か。
こころの遺伝子を引き継いでいるから。
と、持っていきたいのでしょう。
 だから、白石氏の生い立ちを追いながらも師匠の「多田雄幸氏」その友人で、今も夫人の公子さんとも
交流のある「植村直巳氏」の紹介に重点が置かれていた。
司会は映画で植村役をした西田敏行
私は、多田さんの人柄にとても魅力を感じた。
学歴やお金にもこだわらず、タクシーの運転手をしながらヨットの費用を稼ぎ、「真夜中のジャズ」(映画)に
触発されてサックスを愛し、ほぼ素人の弟子白石さんにヨットの舵取りを任せ飲んだくれているが、
どうしていいかもわからないで危ない状態になると、すっと寄ってきてヨットを立て直しまたお酒を飲んでいたそうだ。
白石さんは「かっこいいなあ」と思ったそうだ。
自然に、遊ばせてもらう…
多田さんには、人生の楽しみ方を教えてもらったという。

 しかし…アクシデントが重なり、レースの途中棄権、寄港先で多田さんは急死。
19年になるのに、当時を語る白石さんは涙し、涙腺の弱い西田敏行もぼろぼろだった。
私も、「初対面」なのに、多田さんの死がもったいなくて西田さん級に泣けた。
 その後に白石さんは、最年少記録でヨットでの世界一周を果たす。
多田さんの仲間がサポートしてくれて3回目の挑戦で。この3回目ってところに執念が感じられる。

 怖がりの私はヨットとか、全然魅力も感じませんが、
白石さんのお話では、無風の夜の海面に星空がそのまま鏡のように映るのだそうだ。
それはとても美しく、海にいながら宇宙にいるような気がするそうだ。
あーその体験だけ、してみたい!!
 白石康次郎氏、多田雄幸氏。記憶に留めたい人です。