またどこかで。

 6月28日に夫のお父さんが亡くなりました。
おくりびと」氏のおかげで、やせ細った顔立ちは、不自然でない程度に、お化粧で血色良く、眉も整えられ見る者を
安心させる安らかな顔立ちでした。
夫は、まだ大丈夫だと一旦戻ったのですが、翌日に亡くなりました。
 それからの毎日は、いろいろあったのか、なかったのかさえ、判断できません。
ばたばたと過ぎました。
 今戻って我が家にいると、また会えそうな気さえするのです。
私は、いつも「直前」がダメですねえ
すっかり、慌てまくりで、家族に叱咤するも大切なものを電車に忘れるし。
しかし、セレモニーが始まると、悲しかったけれど、こころのどこかでは、人間はこういうものだという抗うことのできない現実を冷静に受け止めていました。
 お通夜は、やわらぎ斎場でしたが、控室に浴室、複数のトイレ、キッチンもあって、11人の男女が再会を喜び合って大人の修学旅行のよう。
私と息子は、そいう大切な日だというのに、熱い珈琲が飲みたい、和食ばかりなので肉が食べたいという各自の欲望を我慢できず、ファミレスに行きました。
探すのに手間取り、一時間後にこっそり戻ったけど、誰も気づいてませんでした。
関西に住む私たちは、全くお付き合いがありませんので、誰が誰やらわかりませんのです。
宿泊は11人ですが、その倍くらい残って深夜まで、語らいは尽きないのでしたが、「サッカー、日本対パラグアイ戦」は、何人かと最後まで観ましたよ!
負ける気はしなかったけど、勝つ気もしなかったので、妥当だなあと思いました。
札幌も蒸し暑くて、違う町のようでした。
ずっと熟睡できず、昨日は仕事から帰るとソファーで眠ってしまいましたら、「ダスキン」さんが…
この人いい方なんですが、間の悪い出現では、No.1なんですよお
眠過ぎて、口が回りませんでした。
 というわけで、日常は変わらないのでした。