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「夜のみだらな鳥」

先月は、落ち着かない毎日だったので、「あー!この本!」と思った朝日新聞の記事も
切り抜きを忘れてしまった。
それは、作家筒井康隆氏が、ドノソの「夜のみだらな鳥」についてとても丁寧な感想を述べている記事だった。
筒井氏もお気に入りのようでした。
「夜のみだらな鳥」は図書館で借りたので、手元にないが強烈な余韻が今も残っている。
確か70年代の南米作家の作品だと思います。
私が、今の何十倍も何百倍もデヴィッド・ボウイにかぶれていたころ見つけた本でしたので、
これを映画化して、ボウイが出演したら悪趣味だけど伝説に残る映画だなあとか思いました。
 ストーリーを細かく語るほど覚えていませんが、大金持ちの名家に生まれた男の子が畸形児で
その子供のために父親が畸形しかいない村を作って、そこで少年は育つのです。
村人も、銅像も、絵画もすべて畸形…
主人公はその様子を父親に報告するために、村に住む男なのですが唯一の普通人であるのだけれど村では
畸形扱いされます。
また、父親が、皮肉にも端正なかっこいい男なんですが…
 この畸形の息子を当時(1970年半ば)絶頂期の美貌を保つボウイが演じたら、面白いのではないか?と
私はイカレタ夢を抱きました。
それに、この息子「ボーイ」って呼ばれてるんでした。
 でも読了後に、(誰でも同じ夢をみるようで、)「エレファントマン」を美しいボウイがブロードウェイで演じました。
米文学独特の奇想天外な内容で、ルイス・ブニュエルも映画化したがったとblogで知りました。
怖いんだけど、私には思いもよらない、驚愕の世界が展開します。
それをもう一度読みたいかと思うと、即答できないんだけど、
今なら端正な父を、ボウイが演じるのもいいなあ〜

夜のみだらな鳥 (ラテンアメリカの文学 (11))

夜のみだらな鳥 (ラテンアメリカの文学 (11))