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コレクションの劣化

 南方熊楠記念館に行ったとき、一番感心したのは、書物や当時の日記はもちろんのこと、採集した標本、天皇に拝謁した時あつらえたコートなど様々な陳列物の保存の見事さでした。
今まで、そういう「保存」にこだわった目でみたことがあまりなかったので、際立って素晴らしいとかはわかりませんけど、どのガラスケースも棒状の防虫剤らしきものと、湿度温度計がありました。
 最近の関心は、「紙のコレクションの劣化を防ぐ」
そんなこと、経年化で痛むのはしょうがないと、こだわっていませんでしたが、
紙自体に大きな転換があったと最近知りました。
『1982年問題』と言われているそうです。(リンク先読んでください。)*1
この酸性紙で作られていては、100年でぼろぼろになってしまう。
限られた時代の本がなくなると、図書館では深刻な問題だそうです。
そのほか、紫外線、カビ、埃、湿気、害虫なども大敵。
今はコピー用紙から出版物まで90%は、より耐久年が実証された中性紙で作られているそうですが、私が心配なのは、1982年ごろまでに出版されて集めてきた「デヴィッド・ボウイ」関係の出版物。
ボウイが世界的注目を集め出したのは1970年代からで、沢山の魅力的資料があるのです。 
今まで私は、自分だけの楽しみで集め、ファイルしてきましたが、少しでも劣化速度を落とし、きれいな状態を保つこともできるとわかってきました。
中性紙の箱や、袋にいれ、湿度に気を付けるだけでも、上記の大敵から守られます。
また、専門のサイトもありました。*2
しかし、高い!それに個人のささやかなカミモノにこんなに徹底しても、意味があるのかも疑問です。でも、大事にしてきたのにー変色はがっかりです。
好きな時にパラパラして見たいからその辺にーというスタンスでしたが、
これからはもっと愛おしむ気持ちで大切に劣化を防ぐ手段を考えるつもりです。