まさか私が!!

 3泊4日で帰省しました。
お見舞いにはじまり、お見舞いに尽きる、今回の帰省でした。
真冬の札幌は、物凄く久しぶりだったけど、体は覚えているもんです。
雪道の感触、吹雪、懐かしいというより毎年出会っているような気がしました。
よい方向にいってるーというところで帰ることになったのが、うれしかった。
よかったーこういうのが、毎日重なってゆっくりよくなっていくんだと信じています。
そんなことを思いながら、
私は、昨夜久しぶりのJALで大阪に戻りました。

しかし、
大変な空路になりました!
あと30分というころに、鼻血が止まらなくなったのです。
くしゃみしただけなのに。
手持ちのティッシュがなくなり、客室乗務員の女性を呼ぶと
何度も「ゲロ袋」を取り替えるほど血は止まらず、
ティッシュ箱全部使用して15分経過した頃、
お医者様に診ていただいたほうがいいと言われました。
私は、ココまでひどくないけど鼻血は慣れていたのですが
さすがにびっくり!
「只今機内で急病人がでました。お医者様か看護師の方、おられましたら、もよりの客室乗務員まで…」という
アナウンスが流れ、これって私なわけ!!
もうおこってることが信じられませんでした。
すると若い優しそうな医師が名乗り出てくださり、隣席に座って、ずっと鼻をつまむという止血法を実行してくださりました。
滑走路が混み合って、予定着陸が伸び、30分以上私の鼻を強く止血していたと思います。
なんとか血がにじむ程度になりました。
着陸後は機長まで様子を見に来られました。
客室乗務員の方々にも、本当にお世話になりました。
その間も血だらけの指や、顔の周りを濡れティッシュで丁寧に拭いてくださり、
でも乾いた血だらけなのでマスクもして頂きました。
外に車いすを用意してるから救急病院に行きましょうと言われました。
「どなたかお迎えに来られる方はいらっしゃいますか?」
えーーっ!たかが鼻血じゃないのー
「タクシーで帰るから大丈夫です」というと
荷物をJALの事務の方が持ってくれてタクシーに乗せてくれました。
あータクシー!うちまでだと4000円です。ここ数年節約で電車かモノレール利用してます。
乗るとわかっていたら、もっと沢山道産品を買いこんだのにー
 
 一体なんだったんだろうなあ
帰宅していた息子と「空弁」食べて
深夜の有吉とマツコデラックスのトーク番組を途中まで観て、ぐっすり眠りました。
テレビなとで見かけるシーンの主役に、本当にまさか自分がなるなんて!
空の旅は侮れません!