ツタンカーメン展

もう5月最後の日になってしまいました。
これは、書いておきたいので、19日の話なんですが…
大阪天保山特設ギャラリーで「ツタンカーメン展」観たんですよ。
私は、怖がりで小学生の時から「ミイラ」が大嫌いでした。
汚い包帯を巻きつけた男の夢にうなされたことも!
そしてその中身はいったい!?と想像するだけで怖かった〜
友人から誘われた時も、久しぶりに耳にした「ミイラ」に、本当は身がすくみました。
 反面、私は世界史が大好きでした。
ミイラは嫌いなのに、ホラーは好きな作家もけっこういたりの矛盾人間ですが、
とにかく一度は実際のミイラを見たいと、勇んで出かけたんです。

友人と12時に会場に着くと土曜のせいか、なんと午後5時入場の整理券を渡されました。
ひゃあ、コレ今までの最長待たされ記録!
舞い上がっていたので、仕方ないと会場のレストランで「エジプトライス」を食しました。
炒め込んだ玉ねぎが美味しかった三食丼みたいな感じ。
それから、iPhoneアプリの情報交換(主に教えたもらう)で暇つぶし、お茶して薄闇になるのを待ちました。

いよいよお時間になり、待望の!ミイラだったのですが、ミイラは写真だけ。
ツタンカーメンの黄金の棺も直に入っていた棺は今回来日せず、一番外側だけでした。
それだけでも大変な迫力!
沢山宣伝されている写真は、とでも小さな像で(比べちゃおかしいがバービー人形くらい)王の内臓(肝臓)を
入れるものだそうです。
この像を始め、展示してある様々な宝物の鮮やか美しさに、なにがどーっとやられました。
約3500年前なんですよ〜
ツタンカーメン王は、キリストが生まれる1500年まえに生まれ、母親の違う姉と結婚して、19歳で病死したと、
ヒエログリフという絵文字で書かれているのことが、現代で解読できるなんて!
近代の調査で骨折が死因とわかったそうです。
この文字がまたかわいい!
アジアで3500年後にかわいい!かわいい!って言われるなんて予想もつかなかったろうなあ…
 帰るころは、ミイラはまあー怖い存在ではなかったです。
いくつになっても学ぶことは無駄じゃないね*1