デヴィッド・ボウイと…

デヴィッド・ボウイは、十代のころから、わたしにとってはスーパースター。
当時新曲は、主に渋谷陽一のラジオ番組で紹介されたので、発売前に聞くためカセットデッキに録音するのが、重要なのにいつも
期待しすぎておなかが痛くなる自分がついこの間のよう。

 それでも、ボウイ命だったわけでもない。好奇心旺盛な私は、ボウイと結び付かない趣味もけっこうあった。
ところが最近、「結びつく」のである。

子供のころから、ミーハーでオリンピックが大好きだったが、ロンドンオリンピックで英国選手団がボウイの「ヒーローズ」の中、登場したのは、とても感動した。
その他にもボウイがイギリスにとって、どんなに存在感あるひとかもよくわかるシーンも。
過去のボウイの変遷を巨大なタペスト風に、CGで紹介し、その流れで「ファッション」の曲の中モデルがショーをする。
あの数分間のシーンのために、録画した3時間半が消せない。

  • ヴィクトリア&アルバート ミュージアム

ロンドンケンジントン公園のそばだった、この博物館にもう一度行ってみたいと思ってた。
全部鑑賞したわけじゃないが、手工芸コレクションが素晴らしい。
私は手芸が好きでもある。
その殿堂で来年、「デヴィッド・ボウイ展」があるそうだ。
いったいどんなコンセプトなんだろう。
ヴィクトリア&アルバート ミュージアム…*1

妄想は膨らむばかり。

高校生の時愛読した大好きなSF作家。
アメリカイリノイ州での郷愁あふれる少年時代のお話「タンポポのお酒」もよかったなあ。
イギリスの少年も読んでたんだ。
ブラッドベリ、自作を語る」を読んで、ボウイのコンサートに行き、翌日ボウイと食事をして、評論やSFの話をしたそうだ。
25年も前のはなしだが、嬉しいエピソード。
私は「火星年代記」にボウイをイメージさせるシーンがあるんだけど、まさかボウイが愛読者とは思わなかったなあ。

ブラッドベリ、自作を語る

ブラッドベリ、自作を語る