アイリーン・ベッカーマン
「クウネル」最新号に、アイリーン・ベッカーマンさんが登場しています。
ご健在でうれしいなあ。
彼女は60歳の時「あのとき私が着ていた服」という本を出版しました。
1950年代が青春時代だった頃の、ごく普通のアメリカの女性。
彼女は洋裁のとびきりうまいお母さんに事あるごとに洋服を作ってもらったという
素晴らしい思い出がありました。
しかし、おかあさんは思い出を残し12歳の時に他界されます。
でも周りのまたおしゃれな親友やそのお母さんにも愛され、その半生を、イラスト付きで
60歳の時に本にしたのです。
当時の思い出のままに少女のアイリーンを描いたイラストは稚拙ともいえそうですが、
文章を読むと、素敵な服の思い出には必ずしも幸せなシーンばかりじゃなかったとわかります。
でも79歳の今も、前向きに暮らしおしゃれなアイリーン。
私は、この本が大好きで、真似したいと思っていましたが、意外と着ていた服の細部までは憶えていないもんです。
それと、漠然とですが、心も生活も豊かな時代のアメリカを想像しますね。
「クウネル」時々こういう嬉しい記事があったりしますねえ。
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