別れの日

 今日は父の命日。
空港に向かうタクシーがなかなか捕まらず、急遽予約した飛行機に間に合わなかったのが昨日のよう。
「今日は○○大学の卒業式だからねえ。タクシー捕まらないですよ」とタクシーの運転手さんに言われ、「ふーーーん」となんの感慨もなく、華やかな男女の大学生を車中から眺めました。
それから20年後の昨日。
息子はその大学の学生になり、昨日卒業しました。
あーーよくやったよ。私。
こんな頼りない自分勝手な私でも、なんとかこんな日を迎えました。
昨日で本当に子育ては卒業です。
 実はなぜ高橋大輔選手を、応援するかというと息子と同じ大学の同期なんです。これもきっかけの一つです。
スケーターとしての才能にも惚れ込みましたが、どうしても母親的な視線が消えません。
同じ年月を生きてきても、比較にならない努力苦労を重ねて、しかも(スケート選手としての)寿命はあと2年と自分を追い込んでスケートにかけるキツイ生き様。
彼は凄いですよ。
それにひきかえ、働くようになったら毎週totoを1枚だけ買う。という小市民でマイペースな息子。
比べるなんておこがましいですよね?
 後日生協から送られてくる卒業アルバムが、息子より楽しみな私です♪