「惑星漂流60周年」

 昨日の朝日新聞で「あがた森魚60周年全国60ヵ所ツアー」の記事を読みました。
「今日は何人かなと客席を数えられる。けれど僕には数えられないよ。
 同じ人はひとりもいないんだから。
 僕はみんなに歌っているわけじゃない。
 あなたに歌っているんだ」
あがたさんのこの言葉に泣きそうでした。
あがたさん、ありがとうございます!!
あなたの歌は、私の宝物ですよ〜

 先週土曜日に綿業会館での、ディナー付きライブに行きました。
細かい私的用件が重なり、私も疲れていたかもしれません。
あがたさんの歌はとてもよかったけど、とても寂しい気持ちに陥りました。
綿業会館は文化財指定のなんともレトロで、あがたさんのお誕生会にぴったりでした。
ちびまる子ちゃんの花輪くんの「じいや」みたいな人がギャルソンで、全部すべてがあがたさんの世界で
わくわくしました。
が、あがたさん、もっとお誕生会ライブなんだからキメテおしゃれしてほしかったなあ
恥ずかしがりだから、仕方ないのかなあ
それから、昔のあがたはナントカだとか団塊の方の「昔話」は、とても勉強になりました。
あんな奴にはなりたくない〜
やっぱり一人では、寂しいなあと、今回特に感じました。
最初の「港のロキシー」であれあれー声でないのかあ?っと心配したら「サルビアの花」からどんどん急上昇であがたさんの歌声は伸びやかに。順不同ですが、
うっとり聴いた曲
「空飛ぶ理科教室」「リラのホテル」「月蝕」「大寒町」「最后のダンスステップ」「いとしの第六惑星」「春の嵐の夜の手品師」

最後は「赤色エレジー」特別のツアーだからベスト盤「二十世紀漂流記」からが多かったですね。

 結局あがたライブで感じた寂しい気分は、iPodで聞くあがた森魚で回復したのでした。