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「ロミオとジュリエット」

 シェークスピアの戯曲は未読ですが、今まで何人かの魅力的なロミオさまに遭遇いたしました。
レナード・ホワイティング、レオナルド・ディカプリオ
どちらもまだ若く才能全開までいかない年令で監督の色に染まり、完成度の高い映画でした。
原作の二人は15歳と16歳でしたっけ、とても若いんですよね?
 それでも、なお、私は1966年製作のバレエ映画の「ロミオとジュリエット」が一番好きです。
ロミオ役のルドルフ・ヌレエフは、ソ連から亡命して4年目にして英国ロイヤルバレエ団のソリストになるくらい、天才的才能がありますし、観てると演技が素晴らしい。
ジュリエットに出会う前のちゃらい男→ジュリエットに恋するバルコニーでの「感情爆発」→ばあやがこっそりジュリエットの手紙を渡してくれて、本当にくるくる「舞い上がる」→こっそり結婚→諍いがもとで悲劇シーンに突入
130分ロミオ様ばかり見てしまいました。
ジュリエットも驚愕です。
だって相手役マーゴ・フォンティーンは当時47歳です!(ロミオ=ヌレエフ26歳)
初めての舞踏会に行くってことで、うれしはずかしのシーンが初々しく、かわいいんです。
そりゃ首筋とか、まあなあーって最初は見たけどどんどんジュリエットに見えてしまう。
お似合いの運命の恋人に見えてしまいます。
ラストの仮死状態の愛らしいこと!わかっていても涙目です。
1966年製作だから、DVDでも画質音響はまあまあだし、中世が時代背景とはいえ、お化粧はばっちり60年代です。
そこが、また今見るとレトロで、私はこの今じゃなかなか見つからない純粋な恋にふさわしいとさえ思えるのです。
 もうヌレエフもマーゴ・フォンティーンも亡くなってしまったけど、この映画は永遠の名作です。
この映画がヌレエフファンになったきっかけです。
映画館で見ましたが、DVDになっていたと知って購入しました。
 
 作曲はプロコフィエフで、「バレエ」のために作曲しましたので、舞踏会での重厚なシーンとか緩急がしっかりしていて、現代的だなあと思ったら1936年の作品でした。
フィギュアスケート高橋大輔選手の2007年のフリー曲は「ロミオとジュリエット」ですが、チャイコフスキーで19世紀末作曲。
彼も最初はプロコフィエフじゃなくてがっかりしたそうです。
私も、プロコフィエフが好きだけど、こっちで滑るのは想像できないなあ〜

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