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私が選ぶ国書刊行会の3冊

 国書刊行会が、創立40周年記念した小冊子を書店で入手。
選者の顔ぶれも、幅広くて彼らが選んだ本3冊に寄せる一文も、思わず熟読してしまうほど、
贅沢な非売品だ。
 私は、何冊国書刊行会の本が蔵書にあって、そのベスト3ってなんだろう。
読後すぐ、そう思ったけれど、ほぼ二重に本を書棚に並べているので、ちょっとやる気が…

 とりあえず即言えるのは「V.」トマス・ピンチョンと「セラフィタバルザック
この2作品には、「やっと読める!」という、ワクワク感が格別だった。
「V.」はかっこいい構成に(ストーリーよりも)くらくらして時々今も再読するけれど、
セラフィタ」のほうは実をいうと澁澤龍彦関係の人がよく引用するので、という不純な理由で購入した。書棚にいてほしい本だったから。
だからはっきり読了したのか、さえ言えない。でも或る人には男性に見え、或る人には女性に見える「セラフィタ」の存在はぞくぞくするものがあった。
そして、21世紀になってからの国書刊行会の愛読本は「ボリス・ヴィアン伝」だな。
そういえば、2000円以下の本がないじゃない。
国書刊行会はぜーたくな装丁の本も昔は多かった。

 人文系、幻想文学系に強い出版社というイメージだけど、
ツイッターで「有吉&マツコ」の番組での売り、「日本3大○○」をもじって
自分の会社を語っていたのは可笑しかった。

 そして今国書刊行会で、読んでみたい本は澁澤龍彦蔵書目録、「ダールグレン」サミュエル・R・ディレイニー他にも読んでみたい!と思う本、あーこれ怖くて読んでないのに書名だけで夜眠れなかったんだよー(赤い右手」)と、
冊子「国書刊行会の3冊」が最近の愛読書な私である。