読書

読書の夏2;借りた本はサクサク読める

2014年上半期、友人に拝借、または頂いて読んだ本(順不同)「中井英夫展」記念誌 ド・ローラ節子が語る バルテュス 猫とアトリエ作者: 夏目典子,NHK出版出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2014/04/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (…

読書の夏1

2014年上半期購入した本(順不同)デヴィッド・ボウイ コンプリート・ワークス作者: パオロ・ヒューイット,大田黒奉之出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント発売日: 2013/12/15メディア: 大型本この商品を含むブログ (2件) を見るDuffy Bowie: Fi…

安西水丸さんと沢野ひとしさん

先月イラストレーターの安西水丸さんが脳内出血で亡くなられた。享年71歳と知ってびっくりした。 「アルネ」のモデルさんした時も素敵でした。 熱烈なファンではないが、こんな大人になりたいなあと思わせるお一人でした。 私が、とても好きだったエッセイ集…

アイリーン・ベッカーマン

「クウネル」最新号に、アイリーン・ベッカーマンさんが登場しています。 ご健在でうれしいなあ。 彼女は60歳の時「あのとき私が着ていた服」という本を出版しました。 1950年代が青春時代だった頃の、ごく普通のアメリカの女性。 彼女は洋裁のとびきりうま…

 九千円

亡くなった義姉は、読書家を自負していたわけではありませんでしたが、それでもブック○○で整理したときは、ダンボール箱17個分ありました。それで買い取り価格九千円!でした。 姉は古本屋さんに売るとか、読んだ本を処分するとかしなかったと思います。(2…

私が選ぶ国書刊行会の3冊

国書刊行会が、創立40周年記念した小冊子を書店で入手。 選者の顔ぶれも、幅広くて彼らが選んだ本3冊に寄せる一文も、思わず熟読してしまうほど、 贅沢な非売品だ。 私は、何冊国書刊行会の本が蔵書にあって、そのベスト3ってなんだろう。 読後すぐ、そう思…

「ディアギレフ」

私は、この人に関係する本ならとりあえず読む!(買う)と決めた人たちがいる。 あまり増えないけれど。 このバレエリュス(ロシアバレエ団)創設者のディアギレフも、その一人。 2月に最新の伝記がでた。 十代のころ、何故20世紀初頭のヨーロッパにばかり、…

読書の楽しみ

2月3日のテレビ「アメトーク!」は読書芸人特集だった。 久しぶりに純粋に読書が好きな人の話が聞けて、3回もビデオを見た。 特にこの特集のリーダー「又吉直樹」は本物の読書好きだった。 どちらかと言うと、ピースの相方のほうが存在感あった気がするのに、…

一年をほんの少し、振り返る

毎年恒例の、ぎりぎりになるとやる大掃除もやっと一段落。 リビングの本雑誌CD、書棚の上の紙モノだけはすっきりしました。 同じく恒例の本のベスト10もしたかったのですが、 お恥ずかしいことに10冊もないですねえ ハリーポッターシリーズ完読(長い年月が……

「スピード オブ ライフ」

鋤田正義氏の写真集です。 ジェネシスから、ミックロックのデヴィッド・ボウイの超豪華写真集が出版された時 彼はジギー時代には強いけど、もっと他の時代のボウイ写真集があったらなあと思いました。 するとボウイの幼馴染でツアーにも70年代は同行していた…

美しい本

『先日、「シナの門」で、日本のデッサンを何枚か買った。 布のような紙の上に印刷されていて、それがウール地のようなやわらかさだ。 芸術として私はこれほど見事で奇想天外で素晴らしく詩的なものを見たことがない。 まるで羽の感触のように繊細で、ほうろ…

アリエッティ…

メリー・ノートンの「床下の小人たち」を読んだ。 いつも思うことだがイギリスの児童文学は、構成がしっかりしていて終わりまで矛盾がない。 それに20世紀初頭のイギリスの生活ぶりがディテールの詳しさで、読んでいても 目に浮かぶよう。 丁度お金持ちはイ…

「ジョカへ」

久しぶりに大島弓子先生の漫画「ジョカへ」を再読した。 頁いっぱい花が咲き乱れる、目にきらきらした星のある主人公少女漫画の王道を行きながら、かわいさだけに終わらない。 少年シモンは誤って未完成の性転換薬を服用し姿を消す。 そして数年後「男でもあ…

7月に購入した本

欲しい本に巡り合ってしまい(言い訳)結構買ってしまった。 どれも装丁も気に入りました。ぴあ [最終号]出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2011/07/21メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 203回この商品を含むブログ (30件) を見るこれは、私の世代にはお勧めで…

読んだ、読んでる途中の本、欲しい本リスト

読んだ、読んでる途中の本「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)作者: J.K.ローリング,J.K.Rowling,松岡佑子出版社/メーカー: 静山社発売日: 2008/07/23メディア: ハードカバー購入: 22人 クリック: 228回この商…

正月休みの読書

友人から拝借の「砂漠」伊坂幸太郎著読了。 知り合いの大学生が「伊坂幸太郎」を友人に勧めてくれたそうだ。 546ページあるんだけど、麻雀の件が辛くて途中放棄したくなりました。そのあたりは飛ばし読みで。 仙台で国立大学に通う主人公の大学生活4年間に、…

疲れながらも読まずにいられない

それから、大変忙しい日々が続き、久しぶりに廊下も小走りでした。 昨日の土曜日は、深いお昼寝をしてしまいました。疲れてますねー その状態で、「東洋文庫ガイドブック」「東洋文庫ガイドブック2」にはまり、これは凄い!と久しぶりに日本人の知性にうっと…

Looking for「陰鬱な美青年」

ここに書くとまた相場が跳ね上がるのでは?とネタにしませんでした。 それほど、観てる人もいないので、メモがわりに記します。 もう何年も探している本です。 読みたくてしかたありません。 学生時に、よく行った本屋さんでよく見かけてました。 立ち読みし…

「オン・ザ・ロード」

ジャック・ケルアック著、1977年「路上にて」という題名で出版された方を私は購入。 デヴィッド・ボウイが、少年のころ兄に勧められて読み、多大な影響を受けたという本なので、 絶対ファンなら読んでおきたい一冊である。 ところが、初めのほうで挫折したま…

アレキサンダー・マックイーン

山口小夜子さん特集のテレビから、ファッションショーのYOUTUBEでいろいろ見ていると、 そういえば今年の2月に40歳で亡くなったアレキサンダー・マックイーンのファッションショーも、 もう見られないんだと寂しくなりました。 もちろん彼を知ったのは、デヴ…

「BECK」

リアルタイムで、息子に借りて全巻読んだので、かなり愛着ある漫画です。 特に初めの方が斎藤さんの登場とか脇役も、面白かった。 主人公コユキが、「BECK」という名前の個性的な犬に出会ったことから、ロックに興味を持ち バンドのヴォーカルとして、驚…

「告白」

湊かなえさんの第一作目ですが、もおー大絶賛です、私。 昨夜ほぼ8割読んで、もったいないので朝続きを読了。 3学期が終わる中一の教室で、担任である女性の教師は、今日で退職することや、自分の生い立ちから始め、一か月前に起きた事件について 生徒全員…

「かもめ食堂」

DVDで映画を見て、私とは真逆のサチエ(主人公)だけれど、だからこそ暮らしぶりにあこがれました。 友人から本を借りて、読んだら、サチエ、ミドリ、マサコのプロフィールが良く分かりまた別の印象を持ちました。 映画は、ちょっと終わり方とかファンタジッ…

萩尾望都先生!!

今日は、とても家に居たくないと思うほど暑かったので、 千里山方面に出かけました。 いろいろ用事があったのですが、途中で喫茶店で2時間ほど避暑して お茶しながら読書してました。 千里山は元住んでいた地区で、銀行もそのままなので何かと出かけるのです…

最近、読んだ本

増大派に告ぐ作者: 小田雅久仁出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/11/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (25件) を見る第21回日本ファンタジー大賞受賞 バトルロワイヤルとか、となりまち戦争とか身近で架空の世界が広がる…

「夜のみだらな鳥」

先月は、落ち着かない毎日だったので、「あー!この本!」と思った朝日新聞の記事も 切り抜きを忘れてしまった。 それは、作家筒井康隆氏が、ドノソの「夜のみだらな鳥」についてとても丁寧な感想を述べている記事だった。 筒井氏もお気に入りのようでした。…

職場で喜ぶ

今度の異動になったチーム、多忙と何もない日の落差が、ジェットコースター並みなんです。 今一つ自分のポジションがわからないです。 私は、ずっと個人で奥まった仕事をしていたのですが、今のような仕事がスタートだったことをすっかり忘れてました。 そう…

トマス・ピンチョンの「V.」

新潮5月号を迷ったけれど、購入しました。 新世紀トマス・ピンチョンと題して特集があったからです。 懐かしいなあ。 「V.」かっこよくって好きだったんだよね〜 でも、次に出た「重力の虹」が難解だって聞いてフェードアウトしました。 まだ特集も未読です…

「新編 別世界通信」到着 

2002年初版で、折り目もない美しい古書を入手できました。 前回も書いたけれど、元版のブックリストは、私には多大な影響を与えてくれて道しるべとなりました。 今はは、読み返してもファンタジーの領域を軽々と越えた心地よい本がたくさん登場します。 ジュ…

「新編 別世界通信」

今日の朝日新聞新刊紹介欄に、荒俣宏氏の「アラマタ美術誌」が紹介されていました。 荒俣=博物学でしたが、美術の造詣も半端じゃなく新聞にも「美術の枠超え…」とあり楽しみです。 荒俣先生は、憧れの読書家です。好奇心旺盛、行動的なところ、社交的、丈夫…