「理屈っぽく夢想的な人々のための音楽會」

あがた森魚LIVEは、なんと21世紀になって、私は初めてだった。
以前はよく出かけていたのに・・・
でもあがた氏も当地は久しぶりだったようだ。以前に比べ饒舌なMCに驚いたが、
もうーーどんな時もあがた世界を展開してくれる。
夜景を背に、あがたさんが歌っているとき「夜間飛行機」が何回か、すっーと横切るので、
「空飛ぶ理科教室」が聞けたらなあって思ったら、チェロの変わりに武川雅寛さんがバイオリンで前奏を弾いて下さって、まるで映画のシーンのように、この歌が始まった。
続けて「春の嵐の夜の手品師」と、あー来てよかったあと私は大満足でした。
懐かしい選曲が多かったけど、一番おっと思ったのは「黄昏歌劇(たそがれオペラ)」
こういう新曲を作り歌うっていう少年のような可憐さ(失礼かも)が、また感動なんです。