'Bowie Theory'

 たまたまネットで見つけた記事です。*1
マドンナのツアーチケットから、チケットの高騰の話題になっていますが、海外でも高いんですね〜
日本だから高いのかと諦めてましたが。

 クルーガー教授*2は、アーティストがCD販売が低下しているのでコンサートで、
より多くのお金を稼ぐ必要性を感じるこの傾向が、デヴィッド・ボウイによって見つけられたと言います。これが「ボウイセオリー」。

ボウイは、「音楽自体(ネットで)は水道や電気のようになるだろう」2002年にニューヨーク・タイムズに言いました。
メディアもレコード音楽の販売が1999年から2002年まで下がったのは、インターネットのせい(ネットから簡単にダウンロードする)と指摘しました。
ボウイは仲間に「いっぱいツアーに出かけた方がいい。今の状況では唯一の方法(儲かるよっ)」と助言したそうです。

 全体でトップ35のアーティストに関して、2002年の7.5対1の比率に応じて、チケットからの収入はCD販売から収入を超えてるのですね。トップ35の所得者における4だけがライブ・コンサートより録音からのお金を稼ぎました。
いかに大物ミュージシャンの大規模なライヴツアーが行われているかがわかります。 

 これは経済記事なんですが、ボウイ債券といい、ミーハーでかわいいところもあれば、こんなにrockonomics(?)を見据えるデヴィッド・ボウイを世間は侮ってはいけませんよ!
 

*1:http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/4896262.stm

*2:「rockonomicsの世界初の、そして、最前線の教授」rockonomics=ロック+経済の造語?