昨日は文化日和

sumirere2006-06-04

 たっぷり寝坊をした後、北浜へ。
友人が出品中の、大阪美術クラブ開催の「書と仏画展」鑑賞。
畳敷きの会場は中庭もあり趣ある風情と、展示されている市井の人々の愛情こめた作品が、
とても「日本人の心の豊かさ」を感じさせます。
あー私もまだ間に合うだろうか。こんな美しい筆使いでお手紙をしたためてみたい!
と、5分くらいは燃えるのですが、「まっ、人それぞれ向き不向きがあるなあ。こんな粗忽な私には挑戦しても
落ち込むだけだわ」と、あっさり撤回してしまうのでした。

 和の世界にたっぷり浸ったあと、京阪特急で京都四条へ。
私、初めて大阪から京阪電車を利用しましたので、なんだか旅行気分だわ〜と初めて見る川沿いの景色にわくわくしました。
それから大丸京都店で開催中の「パリを愛した画家たち展」鑑賞。
職場の元上司であり、その後も親しくさせていただいている方から、「15番の作品に(私に)雰囲気相通じるものがありました。」とメモ入りで招待券を頂いたので。
それは、ジュール・パスキンの「カシスのナナ」でした。
確かに深夜眠くてたまらないのに、ゲームをしてるか映画を見てる時の自分に似てる気がしました。
「エロティシズムの香り」とか「物憂げな女性」とか解説にありましたが、そ、それはちょっと・・・
協力「健康保険南海病院」とあるので、そちらのコレクションが大半なのでしょうか?
シャガールローランサンブラマンク、カシニョールなどゴッホやモネの次世代の画家が多かったです。
日本人でパリに縁のあった作家荻須高徳、藤田嗣治もゆったり鑑賞。
ピエール・ルシェール、コンスタンティン・テレスコヴィッチの静物も好きでした。
 
 その後近所の本屋さん2件も素通りできずじっくり鑑賞(立ち読みのこと)
前から欲しかったこの本を見つけて購入しました。
この本に旅日記を執筆した皆川明さんは大阪成蹊大学で「ミナ ペルホネン の展覧会」*1 開催中です。

プラハアート案内 (Lucaの本)

プラハアート案内 (Lucaの本)