「能と狂言」とワールドカップ!

 本当に月日の経つのは早いものです。
ついこの間、日韓ワールドカップ開催後の特集番組「日本の至宝中田英寿」を見たような。
それから4年後、なんのかんの言われても、ジーコジャパンはドイツ大会に参加できました。
前監督のトルシエ氏は前回、選手の気質の例えだと思うのですが、
「一人の中田(ヒデ)と10人の明神がいたらいい」と言ったのが、とても印象に残っています。
その後リタイヤしたトルシェをとんねるず木梨憲武がパリまで訪ね、サッカーゲーム盤で遊ぶ番組を見たことがありましたが、やっぱり「ミョージン」と使命してました。
そして私も苦楽とともにした(勝手にテレビ画面に向かって応援していただけですよ)今回のメンバーは、前回よりはらはらしたけど、なんか期待してしまいます。
怪我。怪我だけ気を付けてくださいね。
あっ三都主選手はイエローカード集めないでね〜

 今日は友人のご招待で、初めて「能と狂言」の鑑賞会に出かけました。
大槻能楽堂は、ちゃんと専用に造られた舞台でキャパは約660人。
程良い空間で良かったのですが、空調の気配りなく暑かった〜
狂言は「蝸牛」能は「求塚」
狂言は、素人の私でも充分楽しさ可笑しさがあって、山伏のおっちゃんかわいい〜
でも能は完敗でした。
解説でストーリーを読むとこちらの方が、刺激的で怖い話なんですけど、とにかく遅い。
昔の人はこんなそろーっとした運びで時も過ぎたのでしょうか。
私には、まだまだ能の「幽玄の世界」を味わえる感覚は備わっていませんでした。
でもほぼ満席で、謡の書を開いて熱心に鑑賞する人が多く、風雅な趣味を持つ人々がこんなに多いなんて。
意外でした。