三岸節子は強くて美しい。

 土曜14日の「美の巨人たちhttp://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/frame/frame3.htmは、先週の三岸好太郎の妻三岸節子でした。
名前は知っていても、あんまり興味ありませんでした。
ところが、実に私好みの絵を描く画家とわかりました。
私も色にこだわる人が、どちらかというと好きです。特に混ぜても汚くならない色合い。
彼女は夫好太郎が31歳で病死してからは、時には絵もろくに描けない(子育てと仕事)苦労をしながらも、戦前から女流画家として名をあげ、つらい恋もして94歳まで現役の画家として生きました。
紹介されたどの絵も、色がきれいで、力強い。
テレビでは、晩年の桜の老木を描いた作品を採りあげていたが、その放つエネルギーの力強さは、圧倒的だ。
三岸節子美術館は、一宮市にあるそうだが、行ってみたくなりました。
きっと元気をもらえると思う。
最後に住んだというガラス張りの海に面したアトリエ、あーよかったなあ。
本当に自分にふさわしいものを見つける能力があったんだなあ
庭の荒れ具合も絵になるなあ。