ノスタルジア

 自分の体験ではないけれど、懐かしさを感じさせるものが好きです。
先日、TV録画しておいた原田知世主演の「時をかける少女」は、その最たるモノ。
行ったこともないけど尾道の階段の多い街も、映画の時代設定も、主人公原田知世の低めののテンションも相手役の高柳良一の雰囲気も今の映画とは違う懐かしい感じがある。
特に主人公や相手役の高柳良一の住む洋風ティストの昭和の家に、とてもあこがれてしまう。
先週帰省したとき、偶然この本を書店で見つけました。
あまり身近で意識してなかったけれど、私が過ごした円山って、そんな家の宝庫だったんですね。
特に意識しないで通っていた「城下医院」や、家というより広い庭があこがれだった「大原さん宅」も掲載されています。ごく普通の市民の家が紹介されているところが、うれしいです。
この本は、私にとっては、直接知らなくても見たことのある建物が沢山あり、こうして改めてみると外見がかわいい〜
こんな家に住みたいなあ。
いや、ぐっとおしゃれ度や豪華さも低いけれど、私も確かに「昭和の家」に住んでいたのだなあって(今はない)懐かしい気持ちがいっぱいになる本でした。
 

札幌の建築探訪

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