帰郷の思い出その1

sumirere2005-08-24

 今回は例年より短い帰郷だった上に、母系のルーツである十勝に日帰りで行きました。
子供の頃から何度も訪れている町ですが、ほんとーーーに人が居ません。
母の一番上の姉にあたるおばさんが90歳で一人住まいし、近所に住む従兄たちにもあったり懐かしい時間を過ごして、日帰りで札幌に戻りました。

母が従兄が蒲鉾型の家を建てたと言ったのですが、お邪魔すると北欧系のとってもおしゃれで最新の防寒や収納、将来に備えてのバリアフリーと、よく出来た家でした。
外観はル・コルビジェの細長い、おかあさんに建てた家を思わせましたが、アルヴァル・アールト(Alvar Aalto) にかなりぞっこんみたいでした。イスやテーブルも彼の作品だったしね。 私、自分の住まいは棚に上げて、すてきに暮らしているお宅訪問が大好きです。
それにしても、寂れたお年寄りの町にあの家はインパクトありましたねえ。
 
 友人にも沢山会えました。
この頃毎年友人の一人のマンション(テレビ塔がきれい〜)にお邪魔して、お手製料理やデパ地下お総菜を頂いたりで、近況報告大会です。
短い時間だったけど、この居心地の良さはなんでしょう。
過去の私、今の私を等身大で「こういう奴なんだよね」って思ってくれるからでしょうか。

それとは、正反対にどんどん疎遠になっていく人たちも。
「くすぐっても笑わないカラダをつくってやる」と騙して、いつもこちょこちょしていた甥にも会えませんでした。大人になってしまうのは、寂しいですねえ