読書

バーバラ・ヴァイン本

もうー私なにか悪いコトしましたか?って聞きたいです。 罰を受けている気分になるほど、毎日毎日辛いです。暑いです〜 読書三昧の私ですが、先月からバーバラ・ヴァインの推理小説を読んでます。 今2冊目で「階段の家」を読了後、「運命の倒置法」を読書中…

澁澤龍彦氏、亡くなって20年…

1987年の暑い暑い8月でした。 デヴィッド・ボウイの「グラススパイダーツアー」日本公演がキャンセルとなり、そして澁澤氏が亡くなり、夏バテに拍車をかけ無気力な夏だったように憶えています。 澁澤龍彦という文学者は、今はけっこうメジャーですけど…

ちょいと欲しいな本 

読みたいというよりも、手にもっていたい本が3冊あります。 CDや本、雑誌は歯止めが利かなくなると、狭い我が家では恐ろしいことになるので、 いいなあって思うのだけど諦めつつある本たちです。 どれもコラージュがキーワード。 作者のセンスが、独特で誰…

「コーヒーブレイク、ディヴィッド・リンチをいかが」

映画評論家滝本誠氏を知ったのは、評論集「美女と殺しとデイヴィッド」asin:4896913418からでした。 この本で2人のディヴィッド本を執筆予定と書かれており、とても楽しみでした。 2人のディヴィッドとは、デビッド・リンチ監督とデヴィッド・ボウイで、滝…

「グーグーだって猫である」

グーグーだって猫である (3)作者: 大島弓子出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/05メディア: コミック購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (85件) を見る今月はね、けっこう試練の一ヶ月でした。 いくつになっても、思い通りにいかないのも人生…

「宇宙を駆ける男」

「K-PAX〜光の旅人」を見ながら思い浮かべたのが、何年も前に図書館で借りたこの本でした。 作者「ロバート・リンドナー」は精神科医が本業で、この本は様々な患者さんの臨床例が短編小説集のようにぐいぐい読ませます。 若かった私は、こんな面白い人たちと…

「FROM STATION to STATION」のパンフ

私が以前ご紹介したDavid・Bowie写真集「FROM STATION to STATION」が5月1日発売になりましたが、日本でもお手元にあるという方がいらっしゃるのでしょうか? 早くみたいなあ〜 amazonでは一ヶ月くらい遅れるとアナウンスありました。 本体価格+税だけで、…

ブック○フにて

私は、この頃週一位で、仕事の帰りに近所の大型古本店に立ち寄るのです。 ストレスやらなんやらで、このまま家に帰りたくないときのベストな寄り道! それに、最近は私が私に課した「使命」があって、結構真剣に本棚ちえーっく! 「テレプシコーラ」*1のまだ…

ハイホー!カート・ヴォネガット

その渦中に大好きだったカート・ヴォネガットが亡くなりました。 私が一番最初に読んだのはジェイルバード (ハヤカワ文庫 SF (630))作者: カート・ヴォネガット,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1985/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回この…

FROM STATION TO STATION予約開始!

4月5日のボウイネットにジェフ氏の写真集のお値段がとうとう発表されました。*1 限定版(デラックス版)350部で£425 通常限定版1650部£295 その他送料別で、日本はいくらなのか表示がないですが、合計すると通常版でも7万円前後。 ひやぁ〜 …

「流星ワゴン」

きれいなタイトルだわーと古本屋で購入。 ところが、非常に厳しい現実(リストラ、確執のあった威厳ある父のガン末期状態、子供の不登校家庭内暴力、妻からの離婚催促)に「死んじゃおうかなあ」と思う主人公38才の話でした。 これがどうラスト号泣(某さ…

FROM STATION TO STATION

とうとうボウイネット*1に写真がエントリーされましたね。*2 これはお高いかも〜 お値段は書いてませんが、デラックスエディションは限定300部(GEOFF MacCORMACK とBowieのサイン入り)、コレクターズエディションは1,700部(GEOFF MacCORMACK 氏の…

「エコール」の原作「ミネハハ」

見そびれてしまった映画「エコール」ですが、非常に気になります。 公式サイト是非ご覧下さい。*1 とっても目にも耳にも美しい映画です。 少女の衣装はアニエスb 森の中にある、6才から12才までの少女のための秘密の学校のお話。 少女は棺に入れられてや…

「テレプシコーラ」

知ってる人は知っている話題の少女漫画です。 「ダヴィンチ」に連載中もばらばらと立ち読み愛読してましたが、やっぱり全巻そろえんとぉーと意気込んでます。 私は「ブック○フ」に比較的近いので、見つけては買うようにして集めてました。 全10巻のうち、…

「佐賀のがばいばあちゃん」

なにやらデヴィッド・ボウイ特集の雑誌が出版されたそうで、仕事の帰りに書店に立ち寄りましたが、売ってませんでした。 買う気満々でお店に入ったので、何も買わないで出るのがなんとなく嫌だったので、最近よく耳にするこの本を買いました。 いやーー笑い…

奈良美智から立原道造へ

PR誌「ちくま」は、なかなか面白いですよ*1〜 連載[小津ごのみ]21・きわどい綱渡り|中野翠 と、[古本屋は女に向いた職業|女性古書店主列伝]5・旅猫雑貨店 金子佳代子さん|岡崎武志、[ネにもつタイプ]60・おめでとう、元気で|岸本佐知子 などなど、…

ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッッド

今上映中の同名映画*1の原作です。 美形の結合双生児(肝臓が一つしかないのです。)の、ロックスターとしての成功、恋、兄弟の確執を関係者から聞いたドキュメンタリー。 私は、年末にCD店でこの映画のフライヤーを見つけたのですが、つい最近まで「実話」…

「うたかたの日々」「日々の泡」

ここの名前の由来はボリス・ヴィアンの小説からです。 「うたかたの日々」「日々の泡」どちらも同じ作品ながら翻訳者と出版社の違いで書名が異なります。 どちらも好きなネーミングなのと、同じ名前のBlogは沢山あるので、欲張って合わせてしまいました。 す…

「こおろぎ嬢」

恵文社のネットで知りました。*1 尾崎翠の短編小説「歩行」「地下室アントンの一夜」「こおろぎ嬢」を鳥取県倉吉市在住の渡辺法子さんが漫画化した作品集です。 ネットで購入したので届くまで、とても楽しみでした。 簡易製本で、学校で配られた文集のような…

「スロー・ダウン・アーサー、スティック・トゥ・30」

5年前に日本では出版されたハーランド・ミラーの小説です。 ボウイネットの17日のニュースにジャーヴィス・コッカーが、ライヴの最後にデヴィッド・ボウイの「スペース・オディティ」を歌ったと報じられていて*1、この本を急に思い出したのです。 長い小…

spoon.12月号 「ベルギー、古本村への旅」

以前友だちから聞いた、あこがれの村「ルデュ」特集です。*1 緑に囲まれたのんびりした村のあちこちに小さなお店屋さんが出店していたり、古本屋さんが集合した村なんです。 本のお祭りもあるんですねえ*2 まるで夢のよう。 この雑誌は「ガーリーな雰囲気」…

雑誌「ユリイカ」総特集稲垣足穂

私の「気分」と世の中の嗜好が珍しく、ぴったり合いました。 「イナガキタルホ(カタカナが似合うね)」なんですよ〜今、私の読みたい作家は。 こういう雑誌が、「ほらっ」と降臨してくると、全くミーハー冥利に尽きますね、 イナガキタルホは、1977年に…

「書標9月号」

「ほんのしるべ」と読ませるところが、こだわりですね、ジュンク堂書店の発行の冊子です。*1 領価50円ってありますが、カウンターで無料で配布されています。 いつも書評が役に立つので、機会あれば頂いてましたが、 今月号は「特集文化系女子」でした。 …

私の無人島本

私は、活字中毒患者です。最近BLOGに書いてませんが、ご飯を食べるようになんとなく、いつも本がそばにある毎日です。 今一番好きなのは「血は異ならず」ゼナ・ヘンダーソンISBN:4150105006、あと一編になってしまい、もったいなくて読めないで居ます。 でも…

ジャコメッティ私の現実

この本は生前書き残した文章をテキスト化したもの。 その後「エクリ」と改題されてから見てないので、同じ内容か未確認なんですが、私がとても好きな言葉を紹介します。 そんなものはみな大したことでない そんなものはみな大したことでない。 絵画も、彫刻…

しばわんこ本

しばわんこの和のこころ作者: 川浦良枝出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2002/01メディア: 大型本購入: 5人 クリック: 22回この商品を含むブログ (50件) を見る友人とは、この本で盛り上がりました。 ファンなんですよ〜 教育テレビでアニメで放送中なんて、…

ミシェル・カートリッジ(前回の続き)

広げているのは「ねずみのクリスマス」 10.5センチ四方のかわいらしいサイズながら、どのページにも小さな封筒や開くとわかるお楽しみな仕掛けが待っているのです。 中に入っていた立体カードの愛らしさ、サンタさんへのお手紙は裏までしっかり書いてありま…

とっておきの仕掛け絵本

私はミシェル カートリッジの絵本が大好きで、密かにこのミニ絵本も集めてました。 ほんとーに「かわいい」をカタチにした絵本です。 ねずみのあかちゃん―しかけえほん作者: ミシェルカートリッジ,Michelle Cartlidge,朝武佳美出版社/メーカー: 大日本絵画発…

松岡正剛の千夜百冊

こちらのサイトをご存じでしょうか?*1 私は、松岡正剛氏が雑誌「遊」の編集長をされていたときからファンでして、長生きして欲しい日本人ベスト10に入る方です。 こういう沢山の引き出しがある博覧強記で、しかも男前な文化人にポイント高いです、私。 彼…

ハンカチ!

懐かしいハンカチ作者: 文化出版局出版社/メーカー: 文化出版局発売日: 2006/02/24メディア: 大型本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見るこの本をジュンク堂で見つけた時の喜びは相当なものでした。 自分でもまたまた何か世界が広が…